股関節が変形して痛みや可動域を制限する「変形性股関節症」は、中高年女性の多くが抱える疾患です。

原因のほとんどは「臼蓋（きゅうがい）形成不全」という、股関節の受け皿の形状に何らかの問題がある場合に起こります。

臼蓋形成不全の方は、問題のない方に比べて軟骨のすり減りが早く、股関節の変形や炎症を起こしやすいのです。

そのため、無自覚のまま年齢を重ね、中高年になってから変形性股関節症で苦しめられるケースが多数です。

実は中高年に臼蓋形成不全が多い理由として、赤ちゃんの時に足をまっすぐにして寝ることが主流だった時代背景もあるとされています。
現在の赤ちゃんは股関節を横に広げて寝かせることから、将来的に変形性股関節症を発症するリスクは低いとされています。

また、変形性股関節症を発症する原因として、激しいスポーツや太りすぎにも要注意です。

どちらも股関節に大きな負担をかけることから、加齢に伴って変形性股関節症を発症するリスクが大きく上がります。

女性は妊娠・出産で関節への負担も多いことから、女性に変形性股関節症の患者様が多いです。

痛みのない人生を送るためにも、股関節に違和感があれば早期に整体院までご相談することをおすすめします。

放っておくと・・・

変形性股関節症は個人差はあるものの、およそ2年で変形が進むとされています。

初期には軽い痛みだったものが、軟骨の摩耗によって骨同士がぶつかるようになり、耐えがたい痛みとなって襲ってきます。

痛みが出ることを運動不足のせいと勘違いし、運動を勧めてくる人もいますが、変形性股関節症に運動は逆効果です。

軟骨のすり減りで痛みを生じているため、運動で負担をかければ余計に軟骨をすり減らすだけです。

変形性股関節症を我慢し続けた結果、片方の足だけ2~3㎝も短くなり、歩き方のバランスが悪くなったという方もいます。

足の長さが左右で違うと、骨盤は左右で高さがずれてしまい、骨盤に繋がっている背骨もバランスを崩します。

こうなると身体全体のバランスが崩れてしまい、慢性的なめまいやふらつき身体の痛みなども生じ、日常生活を送ることすら困難になるでしょう。

そのような未来を避けるには、股関節にかかる負担を軽減しつつ、身体の正しい使い方を覚えることがポイントです。

当院の施術は、患者様に痛みを与える他の整体院とは異なり、痛みもほとんどないまま根本原因にアプローチできる独自のS＆N骨盤施術法を用います。

終わりのない治療ではなく、短期間で明確な効果が実感できる施術が当院の特徴です。

変形性股関節症でお悩みの方は、重症腰痛専門整体院「りんどうクリニカルルーム」までお気軽にお問い合わせください。